December 06, 2003
公設民営化になったら・・・
4月に公設民営化するキョウの保育園では、公務員ではなく現在私立保育園を運営する団体に運営を譲渡する。だから、4月から保育の方針がどうなるのか親たちは気が気ではなく、次の園長や保育士たちとの打ち合わせが開かれているのだが、なかなか具体的な方向に話がきまらない。なぜかと言うと“今の保育園の方針を変えるつもりはありません、だから引き継いだらそのままの保育を続けます”という返事ばかりだからだ。
キョウの保育園の保育方針(方法)のひとつひとつは、些細なことなのかもしれないけれど、私が思うに、”何故その方針(方法)なのか”という裏づけというか理由がはっきりと語れるところがすごいことなんだと思っている。“なんとなく、それに至りました〜”という部分が少なくとも感じられない。いろいろ試行錯誤もあったという経緯ですら、園長はじめ保育士たちがみな理解したうえで現在の保育を行っているのだ。0歳児で預けられた乳児への保育が成長過程に与える影響から、保育園を巣立って小学校へ入学するときには、こういう子供になっていて欲しいという像ができていて、それに向かって子供たちを育ててくれていると言う感じだ。といっても、各個人の個性や家庭毎の方針まで受け入れた保育をしているので、画一化された保育方針なわけでもないから窮屈さは全く感じられない…。
新しい運営先が現在持っている保育園の見学に行った母たちが口をそろえて言う問題点を聞くと、いまの我が保育園とは正反対の意思が感じられる。つまり、“何故その保育方針なのか”があまいのだ。極端なことを言えば、今の保育園と違うのはかまわない(困るけど)が、何故違うのか、そっちの方が子供たちにはいいのだ!という理由とそこに至った試行錯誤の後がみれれば。
…今の保育園のすべてをそのまま引き継ぎます…
と言うけれど、表面上の保育パターンを知るだけではだめなのだ。“大丈夫、私たちもプロだもの”というおごりが感じられる今の状態では、4月以降の子供たちへのストレスは相当なものになるのではないか、と考えている。
親にとっても、今の気さくな先生方(これも努力だとおもうんですよ)から、ビジネスライクな“わたくしたちにおまかせくださいませ、おほほ”的な保育士たちをコミュニケーションをとるのはかなり不安。
既に、4月の転園を決めた親もいると聞く。
どうなることやら。